• コタニ住研 紹介

コタニ住研
コタニ住研

元気で笑顔が印象的な代表の小谷さん
元気な笑顔が印象的な代表の小谷さん

「コタニの元気な家」は、子どもがのびのび育つ家。
コンパクトな住宅だから家族の絆が確かめられる。

兵庫県三田市に本社を構える、コタニ住研さんのご紹介です。
コタニ住研さんは、昨年創業50年を迎えられたんですね。

地元の皆さまのおかげでやってこれました。
私も社長に就任して10年になります。これからも地域の方に喜んでもらえるように頑張ります。

今でこそ、「コタニの元気な家」ブランドで健康住宅をやっていますが、就任当初はそれまで父がやっていた分譲の建売・売り建ての住宅をメインにやっていました。健康住宅じゃなくて、いわゆる普通の家です。

転機はリーマンショックです。
当時、土地と建物でたくさんの在庫を持っていて、それが全く売れなくなった。
うちも会社を潰すわけにはいきませんから、利益が出ないような値で手放したわけですが、そんな事情なので、仕事も楽しくありませんでした。

自分たちは何をやっているんだろう……。
こんなことでは故郷のためにならない。もっと地域の人に喜んでもらわなければと、猛烈に反省しました。
材料も、外国産の材を使っている場合ではない。日本のものを使わなければ。

そういった思いを抱いている時に、国産材を使って家を作ろうという旗を掲げた「地球の会」のことを知り、仲間に入り、なんとか木の家を作りたいと考えました。
また、「健康住宅建材」を扱うメーカーの材料と、そこの社長の考えに共感し、「この材料で健康住宅を作ろう!」と決意しました。

でも、今までやってきたことと全然違うことだったので、正直不安でした。
確かに「良いものだ」という自信はあるのですが、当時は「ええもんやけど誰が買うねん」と、社員からも、父であり創業者でもある会長からも言われました。

8年前、とにかく分譲地にコタニ住研初の「木の家」を建ててみました。
すると、2週間で売れた。
更に2棟目を建てた。これもすぐ売れた。

確実に手応えをつかみ、自由設計の「木の家」の販売を始めました。
年間1棟からのスタートでしたが、2014年、コタニ住研の注文住宅はすべて木の家となりました。
今は年間20棟ほどですが、すべて自信を持ってオススメできる木の家を建てています。

フローリングのサンプルと「元気ブック」
フローリングのサンプルと「元気ブック」
会話の中にお客様の名前がポンポンと出てきます
会話の中にお客様の名前がポンポンと出てきます

それが「コタニの元気な家」なのですね。

そうです。
「コタニの元気な家」は、子どもが元気に育つ家です。

穏やかな環境で、暖かい家族と地域の中、のびのびと育ち、将来世の中の役に立つ人になってほしい。私自身も父ですので、そういう願いを込めた家となっています。

もう一つの願いは「健康」です。
家族が健康に暮らせることが肝要だと考えています。

具体的にどんな家ですか?

木の家だというのが最大の特徴です。

特に床材にはこだわり、九州産の飫肥杉(おびすぎ)を使っています。
「音響熟成」という乾燥のやり方にまでこだわった材を使います。

木が空気を良くしてくれますし、裸足で快適に過ごせます。
うづくりの肌触りは最高ですよ。

また、有明海の赤貝をすりつぶして作った「しっくい」が空気に与える影響は目をみはるものがあります。
生活臭のない、清々しい空気の家を実現できるのです。
トイレに消臭剤がいらないほどの消臭効果が期待できます。
焼肉をやっても、においは3日と残らないですよ。
よく手が触れて黒ずみやすいスイッチ周りの壁も、白いままです。

もちろん使われている化学物質の量は、合板フローリング+ビニルクロス仕上げと比べるまでもありません。

こういった素材を使った「コタニの元気な家」にすると、コスト面はややアップしてしまいますが、将来リフォームにかける費用を初期投資したと考えればどうでしょう。
また、アトピーやぜんそく、病気などを発症してしまい、その治療にかかる費用や気苦労などを考慮すれば、結果的にはお得だと考えることもできませんか。
居心地だって段違いにいいですよ。

空気のおいしいお家は、家族みんなが元気になります。

家族のつながりとランニングコストを見据えた、
コンパクトなコタニの元気な家

里山住宅博についておきかせください。

事務所のある三田から、上津台は目と鼻の先です。
分譲地にモデルハウスを建てて、のちに販売するというのは、うちもずっとやってきていることなので、そんなに特別なことをやるのだという意識はありません。

だんだんと盛り上がり、出展工務店が増えてきたので、とても楽しみです。
うちは思い切って2棟目の出展を決めました!

今回は、ターゲットを子どもが2人ないしは3人いる30代の夫婦に設定しました。
余暇を楽しみたいサラリーマン一家。
家族が過ごすスペースを大切に考えています。旦那が早く帰ってきたくなる家。

庭、裏庭があり、寝室と納戸は大きく取っています。
リビングにいると2階のプレイルームで遊ぶ子どもたちの気配を感じることができます。
リビング階段は家族の距離を近づけますし、和室はリビングと一体となります。

水周りの動線も良いです。
薪ストーブがあり、火の暖かさを感じながら暮らすことができます。
切り妻の大屋根は、とても美しいですよ。

今回7号地の設計は、「ひょうご木のすまい協議会」の設計講座の先生としてお世話になった、小林一元さんに依頼しました。木の見せ方が美しい空間を演出しています。
全体をコンパクトに、子どもが自室にこもらないようにという部分を強くお願いしました。
コンパクトだけど、設計で広く感じられる家になっています。

うちは、大きな立派な家は作らないことにしているんです。
こだわりですね。
30坪から、大きくても33坪まで。これがベストな大きさです。

家は大きければ良いというものではありません。
暖房費や掃除する労力も考えると、ランニングコストに大きく跳ね返ります。

広い子ども部屋は必要ないのではないでしょうか。
自分の好きなものを持ち込んで、そこにこもってしまう子もいるでしょう。
逆に、大学生になるうちのおにいちゃんなんて、2間つづきの12畳の子ども部屋があるのに一切使わず、いつもダイニングで勉強していました。

家族のつながりを考えると、コンパクトでシンプルな家こそベストです。
コンパクトだけど広く使えるように、無意味な廊下は一切作りません。

三田市に、35年ほど前にできた住宅地があります。
1区画70坪~80坪という広い敷地に大きな家が建っています。
今は、広くて寒い家にお年寄りだけが住んでいるといった状況が多く見られます。
大きな家は将来手に余るのです。

コンパクトで居心地の良い健康住宅で育ち、巣立っていった子どもたちが、やがては実家を懐かしんでまた帰ってきたくなるお家。
そういう家がいいですよね。

一緒に建物を建てる職人さんをご紹介ください。

うちの職人はみんないい人です。見た目が良くない人もいるけどね(笑)

大工を始め、電気屋、水道屋、左官屋、チームワークが素晴らしい。
お互いの結婚式に呼び合うような仲だし。

うちが木の家をやる前からのお付き合いだから、「だんだん良い家になってきた」と職人から褒めてもらえます。
みんな、これをやったらお客様が喜んでくれるかなということを本気で考えていますね。
その気持ちがなにより嬉しいです!

ご来場者にメッセージをお願いします。

「コタニの元気な家」は、見て、触れていただければ魅力を感じてもらえると思います。
こだわりの床材のサンプルや、想いを詰め込んだ「元気ブック」なども用意しています。
ぜひ一度足をお運びください。


代表取締役 小谷 俊仁 さん
にお話を伺いました。

地元に根を張り、どっしり構えた安心感が伝わってくるショールームでした。

お施主さんや社員さんの話に溢れ、家族を大切にする家づくりをしている小谷社長。
がっちり体型なのに「家は手にあまさず、コンパクトに」と。ほっこりしました。
  • 会社名

    株式会社コタニ住研

  • 所在地

    〒669-1535
    兵庫県三田市南が丘1丁目40番34号
    map-kotani

  • 電話

    079-563-1121

  • FAX

    079-563-4453

  • E-mail

    info@kotani-jyuken.co.jp

  • ウェブサイト

    http://www.kotani-jyuken.co.jp
    小林一元建築設計室

  • 代表取締役

    小谷 俊仁

  • 沿革
    1965年 小谷商店 創業
    1999年 株式会社コタニ住研に社名変更
    2005年 代表取締役に小谷俊仁が就任
    2011年 想いを詰め込んだ「元気ブック」創刊
    2011年 本社1Fに「元気な家」ショールーム完成

    健康住宅「コタニの元気な家」で三田・北摂地域を盛り上げる。

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