里山住宅博in神戸 学生による設計コンペに多数の応募をいただきました。ご応募いただいたみなさまにお礼申し上げます。
去る11月21日、里山住宅博in神戸FINAL合同セミナーにおいて、コンペ作品の最終審査が行われました。
里山住宅博のテーマである、街にひらくこと、そして隣家とのつながりをどう考えているか、外構コードの読み込み・実践はどこまでできているか、といったことが最終審査の視点となりました。
その結果、以下の作品が受賞いたしました。
最優秀賞
「まちかどの家 〜ずれてつながる〜」
グループ名「u+n」
上田晃平(京都工芸繊維大学大学院)
中居和也(立命館大学大学院)
優秀賞
「里山の空と街を繋ぐ家」
細川由美(京都造形芸術大学大学院)
「里山と集落を見守る家」
丸毛遼(山口大学大学院)
「ゆるく繋がる住宅」
田中規之(京都造形芸術大学大学院)
受賞作品
最優秀賞
「まちかどの家 〜ずれてつながる〜」
グループ名「u+n」
上田晃平(京都工芸繊維大学大学院)
中居和也(立命館大学大学院)
優秀賞
「里山の空と街を繋ぐ家」
細川由美(京都造形芸術大学大学院)
優秀賞
「里山と集落を見守る家」
丸毛遼(山口大学大学院)
優秀賞
「ゆるく繋がる住宅」
田中規之(京都造形芸術大学大学院)
受賞者のみなさん、おめでとうございました。また、惜しくも賞に選ばれなかった方も、審査員一同、敬意を評します。ありがとうございました。
以下は、募集要項です。
里山住宅博in神戸の現地をテーマに、学生を対象とした設計コンペを開催します。
※2016/08/02 敷地周辺写真を追加しました。
「家をつくるのではなく、街をつくる」をテーマに、「百年集落街区」づくりに取り組んだ「里山住宅博in神戸」。この街区を代表する2棟のヴァンガードハウス、「地べたの家(設計:松澤穣)」と「これからの家(設計:堀部安嗣)」に挟まれた区画が、今回の計画地です。
博覧会中は広場として利用されているこの場所にも家が建ち、町なみをつくります。この場所に家を建てるなら、どのような家であるべきか? 建築を学ぶ学生に向けて、またとない実践的なテーマを用意しました。
「百年集落街区」に建つ家として「街に・自然にひらく」ことをテーマに、ふさわしい家を生み出してください。
計画条件
神戸市北区上津台4丁目、里山住宅博の舞台となった上津台百年集落街区 の2号地が対象です。家族構成などは自由に設定してください。街区で定められた建築協定や設計ルールは順守してください。また、隣地との統一感を出すため、切妻屋根に限定します。
(建築協定、設計ルールや図面類は資料はページ下部に掲載しています)
賞金等
最優秀賞1点は、賞金10万円の他、里山住宅博参加工務店による売建プランとして提示します。実際に建物が建つ可能性のある、実践的なコンペです。 この他、優秀賞3点(賞金5万円)は受賞作品をWEBサイト等で開示します。
締め切り
2016年10月10日(月)必着
発表
里山住宅博・秋のセミナー(11月21日~22日)にて最終審査および発表。
参加資格
建築を学んでいる学生に限ります。(大学・大学院・専門学校等)。個人参加・ グループ参加ともに可。
提出物
●建物のタイトル
●設計趣旨
●配置図兼1階平面図 1:100
●二階平面図 1:100
●立面図(二面以上)1:100
●断面図(一面以上)1:100
●内部、外部パースまたは模型写真
上記それぞれのPDFデータならびに、これらをプレゼンテーション用にA2サイズ2枚相当にまとめたPDFを提出してください。
別途、エントリーシートに必要事項を記入 の上、提出してください。
審査委員
造園家 田瀬理夫 (プランタゴ代表、東京藝術大学非常勤講師)
建築家 松澤穣 (松澤穣建築設計事務所代表、多摩美術大学環境デザイン学科教授)
建築家 堀部安嗣 (堀部安嗣建築設計事務所代表、京都造形芸術大学大学院教授)
里山住宅博in神戸 プロデューサー 小池一三 (一般社団法人町の工務店ネット代表理事、手の物語有限会社代表)
里山住宅博in神戸 参加工務店各社
その他
著作権は応募者に帰属します。ただし、対象土地での売建プランとしての提示や、 主催者が出版・宣伝等に使う場合は無償で利用できるものとします。
提出先・お問い合わせ
里山住宅博in神戸 事務局・設計コンペ係 Eメール:info@kobe-sumai.jp
(ファイルサイズが20MBを超える場合は、オンラインストレージなどで 適宜お送り下さい)
主催
里山住宅博in神戸 実行委員会