スキップフロアの家
16号地 オーブルホーム  出展工務店ブログ
  2016年09月16日

16号地ではスキップフロアを採用しました。
理由は3つあります。

まずプランするにあたり、一番悩んだのが、里山をどう見るかということです。
敷地から見て里山は下への傾斜地となりますので、
考えたのが少し上からの眺めということでした。
そこで、リビングを少し上げてスキップフロアとし、
里山側に大きめの窓(ピクチャーウィンドウ)をとることを考えました。
中2階のリビングから北側の庭と里山をいつでも眺めることができ、
四季の変化も感じることができます。
里山のぞむ以前にもご紹介したリビングのソファからの景色です。

次に中2階の下にできるスペースを床下収納として利用し、
そこにエアコンを設置することで
冬には家全体を暖めることができます。
快適に暮らしながら電気代も掛からないように
断熱性能は北海道の省エネ基準以上の性能としています。
床下空間床下空間はご見学されたほとんどの方が驚かれますが、かなり広いスペースです。
空気の循環が起きるように、また冬場の過乾燥も予防する為の仕掛けも行っていますので、
実際にご覧頂ければと思います。

3つ目に上下の空間がつながることでその楽しさや
それぞれのスペースを有効に使えると考えたからです。
リビングの上はロフトと吹き抜け空間とすることで
高低差とつながりのある楽しい空間になりました。
2階ホールさらに2階のホール部分に冷房用のエアコンを設置することで
家全体を1台で冷やすことができます。
その効果は温度を計測し、電気使用量と電気代のデータを実測していますので、
また次回、ご紹介したいと思います。

16号地:オーブルホーム

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