里山25、冬の庭の様子
25号地 いなほ工務店  出展工務店ブログ
  2017年02月18日

里山住宅博の特徴のひとつに、「庭」というキ-ワ-ドがございます。

各戸、ブロック、土間コンクリート打ちを禁止し、地元武庫川水系の石、木を使用し又、段差は「アースワーク」と呼ばれる金網に地元の石を詰め土留めとし、家々の間は垣根をするという、最近の住宅では考えられない仕様となっています。反コンクリートジャングルです。

玄関ポストも同じく「アースワ-ク」と呼ばれる金網にて作られ、そこに地被植物テイカカヅラを植え、2年後にはポストが植物にて覆われるという仕組みとなっています。

昨年6月以後に各戸に植えられた植物たちは、すくすくと育っていますが、実際に真の姿を現す時期は、5年後、10年後となります。

今の冬の季節は、植えられた直後の冬とあって少し見ごたえに欠けますが、良く見ると成長を続けています。
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 庭に作った池の水が凍っています。子供の頃は普通に見ていた景色ですが、コンクリートジャングルに住んでいると、お目にかかる機会が減りました。
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 サッシの前の木は、「アオダモ」です。落葉樹なので今の季節には葉を落とし、家の中に太陽の光を届けてくれます。

夏になると緑いっぱいの葉を着け、夏の日差しを遮ります。

この「アオダモ」は大きくなると、野球のバットに良く使用されている木ですが、近年数がなくなってきています。あのイチローも以前はづっとアオダモのバットを使っていたそうですが、良いアオダモがなくなってきたせいで、最近は違う樹種のバットを使用しているそうです。
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 庭の端に植えられた、山桜です。まだまだ成長段階ですが、春が楽しみです。
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 駐車場奥に植えた、ザイフリボクです。英語で表現すると、ジューンべリーです。ザイフリボクは、六甲山系にもともと数多く自生していて、赤い実をつけます。

この実を狙って、様々な鳥たちがやってきます。庭に見慣れない鳥がやって来ると、心が癒されます。成長にはまだ2~3年かかりそうです。
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 垣根の写真です。成長すると様変わりします。正面には紅葉が植わっています。こちらも成長すると秋の紅葉は綺麗になります。
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デッキから芝のテラスに降りる階段もアースワ-クで作っています。数年後テイカズラで覆われます。
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 今回共通で施工された門柱です。こちらも数年後緑で覆われ、様変わりします。
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駐車場もご覧の通り、地元の石で造られています。当初石が飛ばないかが心配でしたが、全く問題ありません。
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 最後に数年後はこんな感じかな?という画像です。待ち遠しいです。
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