先週は、プロ向けの里山住宅博セミナーが、おらが町・篠山市で開催され、
ヴァンガードハウスの設計者の堀部さん、松澤さんはじめ、有名建築家の皆さんが篠山にお越しくださいました。
セミナー終わりで、建築家の郡裕美さんが町並見学をしたいとのことで、地元の役得で城下町付近までお送りしました。
道すがら、篠山の町並みについて少しお話をさせていただきました。
近年、よくメディアでも取り上げられ、今年は自民党・石破さん、先日は菅官房長官も来られました。
他の城下町同様、お城周辺にはいわゆる町屋建築が立ち並びます。
正直、篠山は飛騨高山や金沢ほどきれいに整備された町並みではありません。京都はいわずもがな。
江戸時代の建物もあれば、昭和初期のものや、最近建て替えられたもの、
古い建物の外側だけおめかししたいわゆる看板建築まで、なんでもござれの混沌です。
某有名蚊取り線香メーカーのさびたブリキの広告が普通に飾ってある。
だけど逆に、そのガラパゴス化した町並みが、敏感な人を惹きつけるのではないかと。
その中に里山住宅博で出展した「現代町家」が建ったら・・・
違和感なく町並みに溶け込むのではないかと思います。
それは、とても素敵なことじゃないかと夢想しています。
篠山はボタン鍋の季節です。
里山住宅博を見学したら、「リアル里山」篠山に足をのばしてください。
ついでに当社住宅展示場(篠山市吹新64-2)にもお立ち寄りいただけたらと思います。