大市住宅産業が参画している篠山市若手工務店の会「住倶楽部(スクラム)」は
篠山市商工会の協力を得て、神戸芸術工科大学と産学連携事業を2014年から行っています。
最初から3年で1区切りということでスタートしたので、今回その総まとめの報告会が行われ、
関係諸団体の皆さまと、意見交換もさせていただきました。
古民家再生を通して、工務店の活性化を目指した同事業で、
当初のもくろみ通りメディアにも取り上げられ、知名度の向上にもつながりましたが、
それ以上にいろいろな波及効果もありました。
昨年の夏はドイツから建築を学ぶ学生が多数来日し、ワークショップを行いました。
里山住宅博にもたくさんの学生が見学に来てくれました。
そして、芸工大の学生が田舎町に定住し就職もしてくれました。
そういった延長線で、次年度からは、関係諸団体と連携しながら
「篠山建築学校」(仮)の設立を目指すことになっています。
世界中の建築を学ぶ学生が篠山に来てくれることを夢見て、新しい船出です。