求めたのは「普遍性と特別感」
  2016年09月06日

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住宅博が始まった6月から、毎週の様に見慣れた里山の風景ですが、「こんな風景が日常だなんて信じられない!」という来場者の声を耳にする度に、ハッと我に返ります。
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約一年前、この敷地を与えられた時の感動を今でも忘れません。
嬉しくて、造成前の足場の悪い地面に脚立を立てて風景を確認したり、一方では心配で、冬場の日照条件を何度もCGでシミレーションしたり。
悩みに悩んで、土壇場で設計チーフ(千知岩)のゾーニング案を破棄したり(笑)
また工事期間中は、何年か振りに現場監督の真似事をしたりと、与えられた時間と条件で、「いい家=永遠の家」を生み出すために費やした一年間でした。
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永遠の家とは、「普遍性と特別感のバランス」だと私の敬愛する故ルイス・カーンは言います。
この上津台百年集落における普遍性と、次世代を見据えた性能と快適性を求めた特別感。
是非、私たちが考える「永遠の家」をご覧頂けると嬉しいです。

フクダ・ロングライフデザイン 福田

#05 ゼロエネルギーで暮らす里山の家
http://kobe-sumai.jp/house/fld05/

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