今回いなほ工務店では、いなほ工務店モデルハウスとして、「里山25」、バンガ-ドハウスとして、里山住宅博の為に松澤先生の「じべたの家」を建築致しました。
自社のモデルハウスは里山25となり、当初より里山25に強い思い入れがありましが、現場に数多く待機をしているうちに、このじべたの家の魅力に取りつかれてきました。
私は3人家族の為、家族で住むなら断然里山25が今でも大好きです。
しかし、もし、、一人だったなら!! 若しくは子供が巣立って夫婦2人であったなら、断然このじべたの家が心地よくかんじられる様になってきました。
1階のスペースでは、カフェをしたり、教室を開いたり、趣味の部屋にしたり、使い方により夢が広がります!!
又、構造面においても素晴らしい点があります。それは、土間です。近年床下空間は、居室の一部として密閉される住宅が増えています。その中で、床下にエアコンを入れたり換気扇を入
れたりしています。基礎コンクリートは、約8年にもかけて、中の水分が出ていきます。その影響において床下空間が結露をおこし、カビ等が生え、健康被害をおこします。この問題は、関
西では特に夏に発生しやすくなっています。床下のカビ対策として、各社様々な取り組みを行い、防止しているのですが、この住宅にはそもそも床下空間がありません。従って、床下のカ
ビは全く気にする必要がないのです。全ての住宅にこの仕様は無理ですが、今回の様に土間を活用する事は、今後も少し考えていきたいと感じています。