先日、里山住宅の住まい手の皆さん、上津台百年年集落街区の自治会が呼びかけた、この冬1回目の住民による竹林整備がありました。
里山住宅、いいかえれば里山付き住宅の住人のマイ里山のお手入れですから、みなさん真剣です。子供たちも楽しみながら頑張ります。一人ではできないことも知恵を出し合って解決する、そんな豊かなコミュニティの要だったりもします。
今回も北神戸田園ボランティアネットの皆さんをお招きし、道具やその使い方、危機管理の指導に入ってもらいました。繰り返しますが、ここは住民たちの土地なんです!
「夏は大変な量の草刈り、冬は山の整備と骨をおりますが、法面に植えた果樹やタケノコ、しいたけの収穫を楽しめる贅沢は他にはありません。何より景色を自分たちで作る! 大変なことも嬉しいことも自治会のみんなで一緒に体験しながら未来を作る!なんてすごく先進的な生き方、暮らし方でしょう。」ボランティアネット代表の佐藤さんは賛辞を惜しみません。
また、「子供たちが安全に遊び駆け回ることができるようにと、お父さんたちお母さんたちが 、丁寧に作業してくれたのが印象的だった」とのコメントも頂きました。
しかし、作業が楽しいからといって先を急ぎ過ぎると長続きしません。ゆっくりじっくり、住人みなさんのペースで愉しみながら、里山と雑木林の整備はつづきます。あと、数回手入れすると 風と光が気持ちよく通る場所になるはずです。
ガンバレ里山住宅!といつも応援頂いている佐藤さんなのでした。
もしかしたら、うしなわれた、しかし、かってあたりまえだった住むという人の営みの大切なことが、ここにはあるのかもしれません。