里山(の近く)で採れた、タケノコを煮付けにして大工さんみんなに配りました。竹冠に旬と書いて「筍」、読んで字の如く、四季折々の自然のエネルギーを頂いて、皆で手仕事にいそしんでいます。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
そして、今年も湘南寒川の大谷芍薬園さんから、芍薬(しゃくやく)が届きました。毎年過ぎる春の余韻にひたる頃、旧知の建築家より頂戴しています。また、地元明石では、薬師院(通称ボタン寺)にて、約50種類2千株の牡丹園が今まさに見頃を迎えています。
百合の花が旬を迎える頃、里山住宅博は公開されます。今は建築することに手が一杯ですが、こんな風に春が来たら、春風を招き、花を愛で、旬の味覚を愉しむ、そんな暮らしが宿る木の家を提案します。
北風と太陽、そして里山が、この家の同居人です。